あみずたま

二度寝の気持ちよさは異常… ハマっているものの事について書きます

メサイア〜異聞天草四郎〜 観劇感想

メサイア』は今でもまだ謎多き島原の乱天草四郎に、現代的な衣装や美術を加味したオリジナル・ミュージカル‥ということらしいです。

それを花組の明日海りおさんが演じるのですから、まあー美しい。この人の色気は図りしれません。


ー感想ー

宝塚大劇場にて、7月14日に観劇しました。

登場シーンからトップスターの明日海りおさんに釘付けでした。

オーケストラボックスから銀橋に上がってきて、
バーンとスポットライトに当てられた明日海さん(スポットライトではなくむしろ明日海さんが発光していた可能性あり)は
お人形さんが動いてるのかな?と思うくらいの二次元っぷりでした。

びっくりしてしまって、本物の人なのか疑問にしばらく思ってました。ですが、このかっこよさの前に目をそらしては勿体なさすぎると直感し、ガン見しながら吟味していました。

観客たちもきゃーってなっているのが伝わってきてて、やっぱ本物の明日海さんなのか!と気付かされました。


前編通して、明日海さんはかっこよかったし色気がありました。
あの、赤い衣装に着替えた四郎(明日海りお)はよく似合っていて、はぁーー‥‥ってなる他なかったです。


かっこいい、かっこいいって言うばっかりの浅はかな感想ですみません。


他にも、すごくドキドキわくわくするとこありました。

舞台の背景です。

この劇は、場面転換が多くって見飽きません。

しかもクオリティーが高く、素敵。

特に城内のお殿様の背景がすごく奥行きがあって、
ああいうのって作れるんだとびっくりしました。

轟々と燃えさかる炎のパネルもグッときます。


また、印象的なシーンもありました。

少し、ネタバレになってしまうのですが、



天草四郎(明日海りお)が流れ着いた島の人々は、禁教令のなか密かにキリスト教を信仰していた。

いつか神が救ってくれると信じ、厳しい年貢の取り立てにも従ってきたが、より状況は苦しく、食べる物もなくなる程になってきた。

それをみていた天草四郎は、本当に神なんているのか?と皆に問う。
自分たちで道を切り開こう!と。
島の人々はその意見に賛同し、天草四郎の周りを大勢で取り囲み、♪メサイアメサイアーと歌い出す。

ここのシーンが怖くて、新しい危険な香りのする宗教を連想させました。
ゾクッとしたのは、島の人々の必死感、切羽詰まり感が振り切れていたからだと思います。

花組、すごい‥。


戦いのシーンの天草四郎のダンスも好きです。
何回も見返したいくらい!




ショーのビューティフルガーデンは、

隣に座られていた女性の方がすっごく楽しそうで、ずっと笑顔でした。私もニヤニヤしてました。

仙名彩世さんってポーの一族のシーラ夫人でも思ったのですが、清楚なドレスが似合う人だなーと思いました。
白のドレスがとっても可愛くてお似合いでした!




キャトルレーヴで、帰りメサイアのクリアファイル買っちゃいました!